プロフィール

2018年5月2日

システムトレードからバリュー/グロース投資へ

この度は、当ブログを訪問いただきありがとうございます。私は普段は製薬会社で仕事をしている兼業トレーダーです。

大学院を卒業してからずっと企業で仕事をしているのですが、得意の統計・実験計画法・多変量解析を使って2007年頃からシステムトレードを行ってきました。しばらくは紆余曲折ありながらもシステムトレード一本の投資でしたが、2014年から2016年にかけてMBAを修了する過程において、企業や環境の分析に関する手法の理論や、ケーススタディを通じてそれらの応用方法を学びました。もともとMBA取得の目的は投資のためではありませんでしたが、これらの理論や経験は投資にも利用できると考えました。

そこで、2017年からシステムトレードで培ったテクニカル分析と、MBAを通じて培ったファンダメンタルズ分析を組み合わせた、いわゆるバリュー投資グロース投資を合わせたような投資をはじめました。2017年は相場が良かったこともあり、幸運にもこの投資も今のところは悪くない成績となっています。

株主優待投資へ

このバリュー/グロース投資の中で、たまたま「株主優待」の恩恵をうけることが度々ありました。株式投資は一般に「値上がり益」によるキャピタルゲインと、「配当」によるインカムゲインのいずれか、あるいは両方に期待して行うとされています。このうち、配当による利益を主軸にした投資を行っている方は多く、少し検索するだけで大きな利益を得ている人がたくさんいることがわかります。

しかしながら、私にとっては、配当による利益は証券会社の口座に自動的に入金されてしまい、システムトレードやバリュー投資/グロース投資の損益と一緒になってしまいますし、また、それらに再投資されてしまいます。そのため、配当を利益と実感することが全くできません

一方、「株主優待」は違います。食品券や商品、カタログギフトやサービスの利用資格など、いろいろな形で「実生活で使うことができるもの」を得ることができるため、2つの点から重要であると考えています。

  1. 資産はとてもシンプルな計算式「資産増減=(収入-支出)× 投資利回り」で表すことができますが、株主優待は、この「支出」を直接的に減らすことができるということです。
  2. 株主優待の種類にもよりますが、現金では実行しないようなことが、無料か格安で実行できるためお金がかかる行動の敷居が下がるということです。

株主優待によるこれらの「生活におけるキャッシュフローを改善する効果」、あるいは、「全額お金を支払うほどは欲しくないけど、格安で得られるなら欲しいという欲を満たす精神的にプラスの効果」はとても大きいものであると思っています。

そこで、2017年10月頃から株主優待目的の投資も始め、2018年からはクロス取引も積極的に行っております。もともとは私自身が保有している銘柄のみの情報のみを追っていましたが、株主優待中心の投資家の方のブログを読んでいると情報源が多彩で深みがあり、さすがと思うことがとても多いです。私も株主優待投資家として情報共有しながらそのような域を少しずつ目指そうと思い、ブログを始めることにいたしました。

「部分的な経済的自由」を目指して

資産にお金を稼がせることで、働かなくても生活できる状態は「経済的自由」と呼ばれます。日本では働かないで得る収入を良しとしない風潮があるように思いますが、私が行う投資の全ては「経済的自由」を目指したものです。

経済的自由」を得ることができれば、例えば好きなことがあれば、低収入になったとしてもそれを仕事とすることができます。また、子どもたちがこれから成長していく過程において、経済的理由による進路の制限を一切必要としなくなります。「経済的自由」を達成するための私の投資はシステムトレードとバリュー/グロース投資になりますが、たとえ成功したとしても長い時間が必要となります。

一方で、外食、本、美容、日用品、衣類など、株主優待によって「部分的な経済的自由」をある程度得ることは可能ではないかと考えています。こちらなら資金や目的に応じて一部のジャンルの優待に集中するなどの柔軟な投資方法が可能ですし、遅くても購入後半年から1年で株主優待は獲得できますので、比較的短い時間で「部分的な経済的自由」を実感し始めることが可能です。株主優待投資はリスクがゼロではありませんが、リスクに対するリターンが比較的大きく、また、成果を実感しやすい投資方法だと思っています。

私も他の投資家に負けないような有益な情報を発信できるように工夫してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2018年5月2日

Posted by Dr.ぱる