株主優待クロス取引(つなぎ売り):アルペン(3028)
本日、以下のクロス取引(つなぎ売り)を開始いたしました。
アルペン(3028)
今年の6月末の権利確定銘柄の権利付き最終日は火曜日になるため、前日のクロス取引(つなぎ売り)発注でも6日分の金利が必要となります。これは、金利の計算が約定日ではなく受渡日ベースで行われるためです。
必要資金に対する優待利回りが低い場合、優待価値(例えば3,000円の金券)は到着時にそのまま実感できますが、知らない間に証券会社の口座から手数料としてかなりの額が引かれてしまうため、注意する必要があります。
6日の金利が必要な場合、SBI証券の売り買い両方に必要なコストを合算すると、投資金額に対して0.26~0.1%程度となります。優待利回りが高い銘柄はクロス取引では人気がある銘柄で取りにくいため、現実的な優待利回りとして0.4%の銘柄を取引することを想定した場合、得られる優待の1/4から半分程度は費用がかかっている計算となってしまいます。
金額 | 必要資金に対するコスト比率 | コスト(円) |
100,000 | 0.257% | 257 |
200,000 | 0.192% | 384 |
300,000 | 0.200% | 599 |
400,000 | 0.167% | 670 |
500,000 | 0.148% | 740 |
600,000 | 0.196% | 1,179 |
700,000 | 0.178% | 1,249 |
800,000 | 0.165% | 1,320 |
900,000 | 0.154% | 1,390 |
1,000,000 | 0.146% | 1,461 |
1,500,000 | 0.121% | 1,813 |
2,000,000 | 0.108% | 2,166 |
2,500,000 | 0.101% | 2,518 |
3,000,000 | 0.096% | 2,870 |
今回のアルペンは、もともと100株保有しているので、900株の発注を行いました。上記の概算表によれば2,166円程かかる計算で、得られる株主優待の価値は5,500円分(現物分の100株で得られる2,000円分は含みません)ですので、ほぼ半額券としての意味となる株主優待割引券となります。
あれば使うとは思いますので、無駄になることはないとは思いますが、これくらいだと私個人的にはクロス取引を実行するか迷うレベルですね。
なお、アルペン(3028)の株主優待や配当等の分析は以下のページで行っております。
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